口臭対策の基本は歯磨きとうがいですが、きちんと日に三度は歯磨きしているし、歯間ブラシも使っているし、舌ケアだってしている。なのに、なぜか口臭がキツイ…と悩んでいる方にチェックして欲しいことがあります。それは日々の食事内容です。
まずは食事量。暴飲暴食とまではいかなくても、日々日々オーバーイーティングしていませんか?消化器系の内臓には3つの働きがあります。食物た体内に入ってきたら、消化→吸収→排泄、をこなさなくてはなりません。サイクルの最後の役目、排泄が終わらないうちに食物を摂取すると、排泄が後回しになり内臓は消化と吸収という仕事に追われることになります。
時間的に追いつかないこともあれば(頻繁に食べている場合)、量をさばくのにオーバーヒート(大量に食べている場合)してしまうこともあり、もっと悪ければその両方というケースもあります。結果、体内には老廃物が溜まって、悪臭を発するようになり口臭の原因になるというものです。
消化・吸収に最も時間がかかるのが動物性タンパク質です。お肉ばかり大量に食べていると、どうしても排泄行為がうまくいかずに体内に老廃物が蓄積されてしまうのです。野菜を多めにとって排泄を促し、食にたいしても草食的な姿勢を取ることが(つまり、少食)口臭予防になるのです。