健康診断で、中性脂肪が高いと指摘された方は、生活習慣を改善する必要があります。中性脂肪は、人体には必要なものですが、数値が高くなってくると血液中の善玉コレステロール値が下がってきて、悪玉コレステロールが増えてきます。動脈硬化の原因になって、脳梗塞や心筋梗塞などの怖ろしい病気にかかりやすくなってしまうので、食事を改善することが大切です。
中性脂肪を下げるためには、魚や味噌汁などを中心にした和食を食べるようにしたいものです。肉類の摂取は少し控えるようにして、緑黄色野菜や大豆食品、果物、海藻類などをバランスよく食べるようにして下さい。現代人は、運動不足ぎみの方が多いので、食事法に加えて適度な運動を続けることが大切です。
生活習慣病を改善するために、病院やクリニックに通院をしている方は、医師や栄養士に食事を改善するためのアドバイスを受けるようにして下さい。書店などでは、中性脂肪を下げるための献立が載っている本が販売されているので、利用されると良いでしょう。中性脂肪が高いだけでは、自覚症状はあまり感じていない方が多いですが、生活習慣病を予防するために、食事や運動で数値を下げる努力をするようにして下さい。